Situation
日本でも15年以上ビジネスを展開している北米e-commerce企業のポジションでの成功事例です。 2020年に類似のポジションがオープンした際、弊社からご紹介した候補者の方が最終面接まで行き評価も高かったものの、当時は残念ながら別の方が採用されました。 2021年年始、同じチームで別の募集枠がでたとの事で、当初はハイアリングマネージャーより「昨年最終面接した方に、再度選考したい旨連絡をとってもらえないか」とリクエストいただきました。
Action
昨年サーチを担当した事で、JDだけからは読み取れない、先方が求めている本当の要件を理解できていました。求める人材の優先順位として、日本語の能力よりもファイナンスとして分析力の高い候補者を希望されていることを知っていたのです。そこで、昨年最終面接に進まれた方と似たプロフィールで、過去に企業でインターン経験のある外国籍の方もご紹介しました。その方は日本語が出来ない事で日本での転職に制限がある方でしたが、分析力に長けており、クライアントの求める人材像とマッチしていました。
Result
一次面接が終わった当日中に、先方より高評価のフィードバックをいただき、その後の最終面接から内定まで本当にスピーディーに進みました。候補者の方は当時28歳と、クライアントが設定していた要件からは3年も経験が不足していたものの、そのポテンシャルの高さが評価され、結果的に合計12%の昇給+株ベネフィットのあるオファーを獲得することができました。
Consultant’s voice
今回の企業は何事にもデータドリブンで取り組まれることもあり、言語スキル以上にファイナンスとしての分析スキルが非常に重要でした。そして今や多くの企業がデータドリブンを推進しているため、言語以上にデータ分析スキルが評価されるケースが増えています。 また今回もそうでしたが、ハイアリングマネージャーが外国籍である事で、日本語のスキルが緩和されるケースもあります。
JDの内容だけで判断してあきらめずに、その企業やポジションに深く精通した私たちコンサルタントにぜひお気軽にご相談ください。本当に興味が持てるポジションに出会えることは貴重なことです。もしそうしたポジションに出会ったら、ぜひオープンマインドにトライしてみることをおすすめします。
シニアコンサルタント