ハイキャリアビジネスパーソンが実践している転職成功のための情報収集

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ハイキャリアビジネスパーソンの転職で重要となる能力は、テクノロジーの発展や世の中のトレンドとともに刻々と変化しています。独自性のある情報網、ソーシャルメディア活用における自己アピール、専門家への相談など、今の時代にふさわしいネットワークの利用によって、転職シーンでライバルの一歩先を目指しましょう。

転職は情報戦。まずは“最適な”転職サイトに登録を

転職しようと決意したら、広く転職情報を集めるために転職サイトへの登録は必須となります。国内外の情勢とともに何が起こるかわからない時代、転職活動は、気持ち的にもゆとり・前向きさをもった状態で行い、退職前に完了させましょう。

早めに転職サイトに登録することで、これまでのスキルや能力の評価、年収額など、今の自分の市場価値を把握することもできます。

転職サイトは数多くありますが、求人掲載数やコンサルタントの質など、サイトごとにさまざまな特徴があります。なかでもハイキャリアビジネスパーソンの転職では、ヘッドハンティングを行っている転職エージェントに登録し話を聞いてみるのがおすすめ。このような転職エージェントでは、コンサルタントが専門領域に深く精通し、企業の重要なポジションの方とも強いコネクションを持っていることが多いため、自身が精通した分野の仕事、好待遇でやりがいのあるポストを見つけられる可能性が高くなります。自身が求めるレベルに合致するサイトを見極めて登録しましょう。

専門分野を学ぶことで、人脈を広げよう

実際に転職活動をする前におすすめなのが、転職したい業種・職種や分野に関連するセミナー、スクールなどへの参加です。活動範囲を広げておくことは新たな出会いを生み、ビジネス面でのマッチングにつながりやすくなります。例えば、興味のあるビジネス系セミナーに参加することで、その講師の方と名刺交換する機会から縁がつながり、転職のチャンスをいただく、といったように幸運は思いがけない形でやってくるものです。

また、直接転職に結びつかなくても、ビジネススクールに通ったり、オンラインコミュニティに登録して情報収集することで、目標となる人を見つけられたり、第三者から学ぶ姿勢を評価されたり、結果的に転職成功の弾みになることもあります。広くチャンスをつかみにいくためにも、人脈を広げておくことは転職にはたいへん有利だと考えられます。

ビジネス系セミナー、スクールには、積極的に参加を!

ビジネス系の講演会、セミナーのお知らせがあった場合は、時間の許す限り参加してみてはいかがでしょうか。最近では、無料のもの、オンラインで行われるウェビナーも多数あり、参加ハードルも低くなっています。ビジネススクールも、無料体験や短期の講座など、始めやすいものから挑戦して、情報収集に活かしましょう。

※イベント情報の確認やビジネス関連の動画が視聴できるサイト一例
・peatix(幅広いテーマのイベントを網羅):https://peatix.com/
・connpass(ITエンジニアに特化したイベント情報):https://connpass.com/
・bizplay(ビジネスに特化したセミナー動画を多数公開):https://biz-play.com/

発信力を高め、自己ブランディングを!

近年、転職において注目されているのが、ソーシャルメディアを活用したソーシャルリクルーティングサービスです。転職者にとっても、ソーシャルメディアの活用は転職の情報収集だけでなく、情報発信を通して自分をブランディング化できる重要なツールになっています。

ソーシャルメディアの活用は、転職における自身の市場価値を上げていくことにもたいへん有利。業界の最新情報をいち早く収集するスキル、そしてトレンドを吸収して自己アピールできるスキルは、これからの転職には欠かせない能力になっています。

ビジネス特化型ソーシャルメディア 「LinkedIn」の活用で自己発信を!

各業界の情報収集はもとより、自己プロフィールの発信で転職活動に活かせる世界最大級のビジネス特化型ソーシャルメディア「LinkedIn」。LinkedInに登録すると、気になる求人を探す、企業アカウントをフォローしてカルチャーや取り組みを知る、気になる企業の社員とつながって直接コミュニケーションを取ってみる、といった具体的な転職活動が実現しやすくなります。

プライベートに関する情報発信が中心のFacebookやInstagramとは異なり、LinkedInはビジネスにおける人脈作りに特化している点が特長です。最近では日本でも利用者が急増しており、ハイキャリアポジションの人材採用にあたっては、企業の人事担当者が候補者のLinkedInアカウントをまずチェックするということも一般的になってきました。特にハイキャリアビジネスパーソンの転職活動においては、自分のアカウントを作っておいてまず損はありません。

ただし、ソーシャルメディアの活用で気をつけたいのが、トラブルに巻き込まれたり、ネガティブ発信などによるデジタルタトゥーが残ったりすること。転職活動においてソーシャルメディア発信は「自己ブランディング」のひとつと捉え、上手に活用しましょう。

困ったときはコンサルタントに相談を

転職に欠かせない情報収集ですが、あまりにも多くの情報が飛び交う現代では、自分のすべきことがわからなくなることもあるものです。そんなときは転職支援に長けているコンサルタントに相談するのもひとつの方法。企業や転職サイトの求人票だけではわからない社風やワークライフバランスの実情、各企業の将来性なども相談できるため、活用してみてはいかがでしょうか?

また、身近な転職者に話を聞くこともおすすめ。さまざまなビジネスパーソンから実際の体験談を聞くことで、答えが見えてくるかもしれません。


まとめ

転職成功のカギは、より多くの情報を得て、自身の活躍できる新たな場を見極めることです。そのためには情報収集にきちんと時間をかけて、より良い判断をしたいもの。今回、ご紹介した方法をうまく組み合わせることで、自身の転職をより有利に展開していただけることを願っています。

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