採用を勝ち取る英文レジュメの書き方
よく書けているレジュメは、あなたのパーソナルブランドの確立に役立ち、面接の扉を開ける最初の一手となります。第一印象を決めるチャンスは1度きりなので、採用を勝ち取るレジュメを作るためには、努力を惜しまないことが大切です。
レジュメでは、あなたの業績や、組織にとっての価値を、短く、鋭く、積極的にアピールする必要があります。採用担当者や雇用主は、1週間に何百、何千というレジュメを受け取ることが多く、通常、1枚のレジュメに目を通す時間は数秒しかありません。あなたのレジュメが山の中に埋もれてしまわないように、重要な情報がもれなく明記されていること、連絡先の記入がもれていないかを確認しましょう。
英文レジュメを書くときの10のポイント
1. 個人情報と応募職種を明記する
英文レジュメのスタートは、ご自身の情報と応募する職種を明記しましょう。個人情報とは、氏名、自宅住所、携帯電話番号、電子メールアドレス、LinkedInなどビジネスネットワークのプロフィールURLなどがあります。
2. レジュメの要約文を書く
レジュメの最初に、あなたの資格や主な業績を際立たせた、簡単な要約文を書くと良いでしょう。採用担当者はこの部分を見て、さらに読み進めるべきかどうかを瞬時に判断します。ですので、魅力的な要約文を準備することは非常に重要です。短文だからといって過小評価せず、ぜひしっかりと時間を取って考えましょう。
3. 応募する職種に合わせたレジュメを作成する
関連する資格やスキルを書くことによって、応募したポジションに適していることを、明確かつ簡潔に示します。その際、必ず求人広告に記載されている主要な要件と関連づけるようにしてください。
4. 職歴と経験の詳細を記入する
採用担当者や雇用主が最初に確認するのが職歴です。この部分を詳細に記載すれば、あなたの職務経験がそのポジションと関連しているかどうかを確認するのに役立ちます。これまでのキャリアの中で担ってきた重要な役割の中で、肩書き、具体的な責任、業績を記載します。これらは、経験が新しい順から書くようにしましょう。
5. 学歴について
生涯にわたる学習に対して、積極的かつ前向きな姿勢であることは、常に有利に働きます。そのため、修了した学位、専門的な資格、養成セミナー、その他、参加したことのある関連コースについて、すべてを具体的に記入しましょう。
6. あなたが関わった個人的な業績を書く
仕事以外で取り組んでいることを書けば、少しでもあなたの性格を採用担当者に伝えることにつながり、会社の文化に溶け込めるかどうかを判断する材料になるでしょう。このような実績は、レジュメに「趣味、自主的な活動、受賞歴」の欄を設けて記載することをおすすめします。
7. 要望があれば、あなたの推薦者の連絡先を共有することを明記する
もしレファレンスチェックがある場合は、レジュメを提出する前にあなたの推薦者を何名か確認しておきましょう。そして推薦者の詳細な連絡先を集めておき、要望があればすぐに共有できるようにしておきましょう。
8. しっかりと見なおす
スペルチェックをしましょう。第一印象を良くするためには、文法やスペルミスのないレジュメを提出することが重要です。プロがデザインしたテンプレートを使い、わかりやすいタイトルをつけ、箇条書きにすることで、重要な情報が目立ち、読みやすくなります。
9. 分量ではなく、中身を重視する
レジュメの長さは、2ページを超えないようにしてください。内容は簡潔にしましょう。
10. 常に客観的な意見をもらう
スペルミスや文法ミスがあると、ずさんでプロらしからぬ印象を与えてしまうので、レジュメを送る前には慎重に校正することが大切です。友人や家族にレジュメを見てもらい、内容について客観的な意見をもらうのも良いでしょう。また、レジュメでは、スキルや経験を偽ったり、誇張したりすることは絶対にやめましょう。そのような行為が発覚した場合、市場でのあなたの信頼性や評判が損なわれる可能性があります。
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(原典: https://www.randstad.com.hk/career-advice/career-guide/2020-career-guidelines/ )