転職で年収アップを目指すなら知っておきたい、企業にアピールできるスキルとは

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自身の年収を上げる方法の1つが転職。今までの経験を活かして、よりキャリアを伸ばせる企業へ転職することで、自身の待遇も底上げが狙えます。しかし、転職活動で重要なことは、「自分の経験や能力が転職先でどう活きるか」を的確にアピールすること。今回は転職活動で好印象を抱かれやすいポータブルスキルについて紹介します。

転職は今や当たり前、転職経験があったほうが評価が高いことも

従来、日本の企業では終身雇用制度が一般的だったこともあり、勤続年数が長ければ長いほど評価が高く、逆に転職回数が多い人材は転職活動で不利とされていました。しかし、「終身雇用制度が崩壊した」ともいわれる現在はかつての就業環境とは異なり、大企業でも経営危機に陥ったり倒産したりするケースもあります。「将来の心配なく安定して働ける企業」と断言できる企業は少ないでしょう。また、テレワークの推進やフレックスタイム制度の採用など働き方が変化している昨今は、雇用の流動化や働き方の多様化がみられます。

このような状況もあり、年齢に比べてあまりにも多い転職回数でない限り、転職経験は転職活動においてさほどマイナスにはなりません。むしろ、転職経験がある人材のほうが経験やスキルが評価されて市場価値が高まり、高い評価を受けることもあるようです。転職は今や「当たり前」のことといって良いでしょう。

転職市場において今注目されるのはポータブルスキル

転職先を探す際、前職と同じ業種や職種を選ぶ人は多いものですが、まったく経験のない業種や職種に一からチャレンジする人も少なくありません。

転職後は同業種であっても企業により社風や業務フローが異なるため、必要となるスキルも異なり、前職で身につけたスキルが活かせないことがあります。異業種の場合は、さらにそのような状況が増えてくるはずです。

こういった状況の中で、どんな企業や職種でも活かせるスキルとして、近年転職市場で注目されているのが、「ポータブルスキル」です。

ポータブルスキルとは?

「持ち運べるスキル」という意味を持つポータブルスキルは、どのような業種・職種でも通用するスキルのことを指します。転職市場では、ある特定の業種のみで通用する専門的なスキルより、どのような状況でも企業や業種にとらわれずに柔軟に対応できる汎用性が高いポータブルスキルを身につけている人材に注目が集まっているというわけです。
反対に、ある特定の企業や業種のみでしか通用しない専門的なスキルは「アンポータブルスキル」と呼ばれ、異業種や未経験の業界へ転職するにはアピールしにくいスキルといえます。現職と同じ業界・業種において、スペシャリストとなれるように鍛えると良いでしょう。

厚生労働省では、ポータブルスキルの構成要素を「専門知識・技術+仕事のし方、人との関わり方」と定めています。専門知識と技術は活用できる範囲が狭いものですが、異業種や他企業でも通用するのであれば、高いスキルを持つ人材として重宝されます。

これに加えてポータブルスキルで重要なポイントが、仕事のし方です。仕事のし方は以下の3つの要素があります。

  • 課題を明らかにする
  • 計画を立てる
  • 実行する

これらは企業や業種に関係なく必要とされるスキルで、専門性と組み合わせることで活躍の場を拡げる期待ができます。

出典:厚生労働省ホームページ (https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/shokugyounouryoku/career_formation/career_consulting/career_chenge/index.html

さらに人との関わり方には、以下の3つの要素が挙げられます。社内外と良好なコミュニケーションを築くことで、スムーズに業務を進められるスキルです。

  • 社内対応
  • 社外対応
  • 部下マネジメント

このような構成要素を持つポータブルスキルは多角的な人事評価ができることから、採用活動以外に人材配置や業績評価でも活用されているようです。ポータブルスキルを身につけることは自分自身のアピールにもつながり、転職先の幅も拡がりやすくなるのです。

ポータブルスキルをどうやって磨くのか?

転職を見据えてポータブルスキルを磨くには、まず前述のポータブルスキルの構成要素である「仕事のし方」に着目します。現職で日常的に行っている業務でも、仕事のし方の3つの要素「課題を明らかにする・計画を立てる・実行する」を意識して取り組んでみましょう。

また、普段の業務ではスキルと意識していないことが、意外にもポータブルスキルである場合もあります。自分自身の仕事ぶりを振り返りつつ、強みと弱みをリストアップしてみると、幅広い企業や職種で通用するポータブルスキルを探し出せるかもしれません。

強みを活かせばポータブルスキルに、弱みがあったとしてもその弱みを改善することで、逆に強みとなったりする可能性があります。強みを伸ばし、弱みは改善、または弱みと付き合っていく方法を考えてみましょう。自分1人で考えるだけではなく、キャリアコンサルタントなどに相談をして客観的な意見を参考にするのもおすすめです。

ポータブルスキルを磨くことで、幅広い企業や職種で必要とされる能力を持つ人材として転職チャンスを拡げられ、年収アップが目指せる可能性も。転職で年収アップを目指しているのであれば、日ごろからポータブルスキルを意識してみましょう。

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